2022.02.12
あなたは、なぜ筋肉を動かさないと硬くなるかご存知ですか?
その理由は2つあります。
①筋肉は動かさないと短くなってしまうため
②「血流」が悪くなるため
①は正確には、短くなるのは筋肉そのものではなく、その中に詰まった「筋原繊維」です。
筋肉は「筋繊維」という細長い細胞を無数に束ねたものです。
この繊維に詰まっているのが筋原繊維です。
そして、その中に「アクチン」「ミオシン」というタンパク質が交互に重なる「サルコメチア」というユニットが横一列に連なっています。
このサルコメチアのお陰で筋原繊維が収縮、筋肉が収縮して力を発揮するのです。
筋肉の両端は骨についているから、筋肉自体が短くなる事はありません。
筋肉を使わないと収縮をになっているサルコメチアが減ります。
すると、筋原繊維が短くなり、動く範囲が狭くなって筋肉が硬くなるのです。
②は筋肉を動かさないと血流が悪くなり毛細血管(末端の小さく細い血管)は休眠モードに入ります。
筋肉の周りに休眠モードの血管が多いと、血液が十分に届きません。
そして、酸素と栄養素が不足した筋肉が収縮したまま、フリーズして硬くなってしまうのです。
一度硬くなった筋肉は周囲や内部の血管を圧迫して、更に血流は悪くなります。
それが筋肉を更に硬くするという悪循環にハマると、柔軟性を改善させる事が難しくなってしまいます。
高齢になると、動かさない筋肉には「繊維症」の症状が現れる事があります。
筋繊維が退化し、硬い組織に置き換えられてしまうのです。
一度置き換えられた組織は、もとに戻せません。
でも、少しづつ筋肉を伸び縮みさせ適切に使っていると繊維症が起きた高齢者の方でも柔軟性は回復します。
柔軟性が低下して、骨まで変形した場合は徒手的には改善出来ないのでそうなる前にコツコツ改善していきましょう。
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2022.02.12 14:19
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