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2022.01.30


国民病でもある肩こり。
非常に多いですよね。
あなたは大丈夫ですか?

病気やケガ等の自覚症状がある人の割合は男性の1位が「腰痛」2位が「肩こり」
女性の1位が「肩こり」2位が「腰痛」となっています
(厚生労働省『平成28年国民生活基礎調査』より)

ただ、肩こりというのは、病名では無く症候群です。
つまり症状です。

肩・首回りがガッチガチで関節の動きも悪い。
でも、肩はこっていない。

反対に肩・首回りの張りも少ないけど昔からずっとこっている。
極端な例ですがいらっしゃいます。

客観的な指標はあっても本人様がどう感じるか、主観的な側面が大きいです。

ただ、ひどい場合は頭痛も慢性的に合併している事もあります。

その為に痛み止めの副作用が続いて胃痛も伴うといった深刻な症状が多い事も事実です。

原因は様々で筋肉や身体の歪みから起きる事がありますし、様々な事が複合して起きる事もあります。

後者が圧倒的に多い様に個人的には考えています。

一つだけの原因を取り除けば解決という単純な事では無いと思いますし、例えば整体で改善されても過ごし方次第では再発しやすいという事にもなります。

在宅ワーク、テレワークが普及して一層、肩こりの方が増えていますよね。

その一つに姿勢の悪さが挙げられます。
ただ、それだけではありません。

パソコンを正面で捉えられているか、椅子、デスクトップの向き、高さが適切か?
長時間使いっ放しだと姿勢は悪くなり疲れて肩首回りの血流は少なくなり筋肉もガチガチになりやすいです。

出来れば1時間に1度は立ち上がって伸びをしたり、足踏みをしたり血流を改善しましょう。

また集中して作業をすればする程、呼吸が浅くなっている傾向にあります。

休憩の度に深呼吸をするか、途中に深呼吸をする習慣を作りましょう。

あなたは普段から呼吸が浅くなっていませんか?
当たり前の呼吸ですが、当たり前に出来ていない事が多いので時々思い出してみてください。

こうした小さな行動が肩こりを悪化、解消させる糸口になる事もあります。

マッサージやジムに行く事も良いですがそれだけでは根本的な解決にはならないという事です。

もちろん、運動は大切ですし、並行して行う事を推奨します。

当院でも尋ねられればストレッチや運動指導もさせて頂いています。

要するに気付くから気付かないかが重要になってきます。

それから、平日は意識高く気をつける事が出来ていても休日はダラリとしてしまうあなたです。

リラックスは大切です。
しかし、ダラダラとする事とは違います。

普段寝不足なのに休みの前だからと夜更かしをして深酒をして昼まで寝て、1日パジャマで過ごす。

食事もインスタントだったりジャンクフードが多くなってしまう。

そんな感じだと、ゆっくりしてしまう事で逆に疲れてしまいます。

正しく休みましょう。

睡眠は普段の起床時間よりも遅くても+1時間。

カーテンを浴びて着替えたら軽く体操をして朝日を浴びながら5分、10分でもウォーキング。

食事は個人差は大きいですが、休日こそ栄養面に注意して。

もちろん、どうしてもスイーツはやめられないという方は適量で。

僕もスイーツは好きなので週末はついつい食べてしまいます。

あくまでもバランスですよね。

アクティブレスト(積極的休息)という言葉があります。

アクティブレストとは、疲労時にあえて軽く体を動かす事で血流を改善させ、疲労物質を効率的に排出させる休養方法です。

実は人間はある程度動いている方が身体の恩恵にあずかれるのです。

ゴソゴソと家の用事をしたり動いている方が全身の血流も高まりやすいんですよね。

思い出して下さい。
「今日は休むぞー」と1日ゴロゴロと寝てばかりの過ごし方をした方が案外、翌日体が重だるかったり疲れがありませんか?

今回は過ごし方についてお話ししましたが、また運動や身体の歪みに及ぼす事も話したいと思います。

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